長崎県石油商業組合では、昨今、子どもや女性などを狙った犯罪が多発し社会問題化する中、地域貢献事業の一環として、緊急避難連絡所『こども・レディース110番の店』として、また突然のケガや事故の際に応急手当のできる「救急ステーション」として、夜間でも明るく入りやすいという特性を生かしたガソリンスタンドを広く地域の皆さまに開放しています。そのPR・キャンペーンとして、県下小学校就学児童向けにビデオ「こども・レディース110番」、下敷き等の配布をはじめ、ポスター、パンフレット、ステッカー、のぼり旗、バルーン(マスコット「ペンギン・ペン子」)の設置などの活動を行っています。

こども・レディース110番の店/救急ステーション

クルマの調子が悪い、日常点検で不安な箇所がある、走行中にトラブルが起きた…そんな時は、いつでもお近くのサービスステーションへ。クルマに関することなら知識と経験豊富なスタッフたちが、その場で親身にご相談に応じます。

子どもたちは、いつどこで、突然のケガや事故に見舞われるか予測がつきません。そんな時、救急車を呼んだり、病院に行く前に、家庭や車の中でできる応急手当の知識があると心強い。困った時には、応急手当のできるスタッフがスタンバイするお近くのサービスステーションにもご相談ください。

 

また、突然の病気やケガなど救急手当が必要な時、お子様や女性が犯罪に巻きこまれそうになった時も、ご遠慮なく駆け込んで来てください。サービスステーションは、ある時は「救急ステーション」として、またある時は「子ども・レディース110番のお店」としても、地域の皆様のお役に立たせていただいています。快適で安全なカーライフのために、安心して暮らせる長崎県のために、“ガソリンスタンドからサービスステーションへ”これからも皆様の身近なパートナーとして親しまれるサービスステーションでありたいと願っています。

 

STOP ザ 飲酒運転

飲酒運転撲滅宣言

1.運転するなら酒は飲まない
2.酒を飲んだら運転はしない
3.酒を飲んだ人には運転させない
4.運転する人には酒を出さない、すすめない
5.翌日運転する前夜の酒は控えめに
6.飲酒運転を見つけたらガソリンを売らずに代行運転を手配します

 

飲酒運転をしない・させない!

飲酒運転は自分の意思。ついうっかりなどの言い訳は通用しません。とはいえ、飲むと常識の判断が鈍り、運転してしまい後悔することになります。本人もまわりも飲酒運転は重大な犯罪であるという自覚を持ち「飲んだら乗るな」「乗るなら飲むな」を自分自身に徹底し、最初から飲酒の場には車で行かない(行かせない)でください。

飲酒の場には車で行かない・行かせない!

ハンドルキーパー運動とは?
自動車で仲間と飲食店等へ行く場合に、お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人が、仲間を自宅まで送り届ける運動です。

◎酒類を提供するお店の方へ
1.お客様が、車で来店したかどうか確認してください。
2.そのとき、誰が車を運転するのか(ハンドルキーパー)を確認してください。
3.車を運転する人(ハンドルキーパー)には、アルコール類を提供しないでください。
4.車を運転する人(ハンドルキーパー)には、目印となるものを渡すか、目印となるものを席においてください。
5.お客が運転代行等を依頼して帰る時は、その確認ができるまで車のキーを預かるようにしてください。

アルコールが及ぼす影響

飲酒運転の危険性
身体に取り込まれたアルコールは判断力や注意力、運動能力を低下させます。飲酒の影響で、危険と感じない…「自分は酒に強い」「自分だけは大丈夫」と甘い考えで飲酒運転を繰り返し、重大事故を起こしています。

<飲酒による運転への影響>
■急な飛び出し等に対する反応時間が遅くなる。
■ハンドル操作のミスが多くなる。
■気が大きくなって警戒心・注意力がなくなる。
■危険にたいする適切な判断能力が低下する。
■視覚能力が低下し、危険性が高くなる。

死亡事故の一割は飲酒が原因
交通死亡事故の1割以上は、飲酒運転が原因になっています。また、飲酒運転による死亡事故は夜間に多く、その割合は、昼間のおよそ4倍にも上ります。また、死亡事故になる割合がその他の場合にくらべ18倍にもなるそうです。
「ちょっとの酒なら運転しても大丈夫」という、飲酒運転に対する認識の甘さから引き起こされることがほとんどです。
ほんの少しの飲酒でも、運転には大きく影響します。

二日酔い運転も飲酒運転です
アルコールは意外と長く体内に留まり、身体に影響を及ぼしています。翌日でも身体にアルコールが残っている状態での運転は、酒気帯び運転や酒酔い運転となることもあります。

<一定の時間がかかる、体内のアルコール処理>
■ビール1本に約3時間
同量のアルコールを飲んでも、体重の重い人、つまり血液が多い人ほど血中アルコール濃度は低くなります。また、アルコールの処理能力も体重によって異なります。一般に体重60~70kgの人のアルコール処理能力は1時間に純アルコール9~12mlとされています。これはビールに換算して約1/3本、ウイスキーならダブルで約1/3杯。つまりビール大びん1本、あるいはウイスキーダブル1杯、日本酒1合のアルコール処理には約3時間かかる計算になります。

過失で済まない飲酒運転
飲酒運転などにより、死傷事故を起こした場合は、従来の過失責任よりも重い罪に問われることとなりました。
もし、死亡事故を起こせば、ほとんどの場合は免許取り消しにされ、刑務所で服役という判決が多いと言われております。飲酒運転は、車を凶器に変える危険な行為です。運転者は、車に乗っているときだけではなく、運転する前にも、自らの体調をしっかりと把握し、「運転すること」すべてに責任をもつという意識を徹底しましょう。

飲酒運転を見逃すのも犯罪です
運転するのを認識しながら飲酒を勧めたり、酒類を提供したり、また飲酒をそそのかして運転させたりする行為は罪に問われます。

罰則

関連ページ(警察庁のページ)へどうぞ